みなさん、こんにちは。
防災担当の農家です。
今回は、熊本県が発表した
「難病患者・家族のための災害対策ハンドブック」です。
http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=21975&sub_id=1&flid=128666
人工透析や酸素吸入器などが必要な患者さんが、避難するときに
必要な情報を取りまとめてあります。
このように、難病患者さんの避難を主眼としたハンドブックは、
いままで、なかったのではないでしょうか。
いつ何時、災害が起こるかわかりません。
家族や自分が、「難病」にかかるかもしれません。
その時に、このような情報が、ここにある。
それを知っているだけで、災害時の対策は、
まったく違ったものになる。
そう考えています。
■もう少し踏み込んでほしかったのが、
広域避難の考えです。
難病の方を、被災地の避難所で治療するのは、
難しいです。
近隣の被害が少ない地域の病院と提携して、
そちらに避難者を送り届けるシステムが
必要です。