生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 防災備蓄倉庫 その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

昨日は、防災備蓄倉庫について話をしました。

今日は、防災備蓄倉庫の中身についてです。

 

■防災備蓄倉庫に入っているもの 発電機

最近は、発電機が入っている場合が多いです。

 

東日本大震災では、計画停電が発生し、みなさん、大変苦労しました。

そのためか、防災備蓄倉庫に発電機を入れる例が増えました。

 

最近の発電機は、高性能低価格化が進み、気軽に購入できるようになったこともあります。

 

■発電機の燃料

多くの発電機の燃料は、ガソリンです。

 

ガソリンはとても扱いにくい燃料です。

 

それはまるで、あなたの周りにいる、扱いにくい人のようです。

 

例えば、

・ちょっと何かがあると、火がついて爆発する。

(ガソリンは、すぐに火がついて爆発します)

 

・相手にしないで放っておくと、やる気がなくなって、腐る。

(ガソリンは、そのままにしておくと、変質して使えなくなります)

 

・大変なことがあったとき、いなくなる。

(ガソリンは、災害時に不足します)

 

そもそも、東日本大震災の時のように、大災害が発生したら、ガソリンを購入することが難しくなります。

ですので、発電機を備蓄物資とするときは、燃料に注意することが必要です。

明日に続きます。