生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 防災備蓄倉庫 その1

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

今回は、防災備蓄倉庫の話です。

 

■だいたい、防災備蓄倉庫はこんな感じです。

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学校とか公民館、市役所の片隅にひっそりと置かれています。

 

■災害時だけの防災倉庫だけでは、もったいない。

防災備蓄倉庫は、絶対に必要なものです。

ただ、災害が起きる時まで、利用しません。

 

「防災施設も、日常的に使いましょう」

 

防災担当の農家はそう考えます。

 

日常使っていないと、機器が壊れていてもわかりません。

食料が古くなっていてもわかりません。

 

行政は、機器がちゃんと稼働するか、お金をかけて点検します。

これも、毎日使っていれば、不要です。

 

「毎日使っていれば、壊れるじゃないか。いざというとき使えなかったらどうするのか」

 

おっしゃる通りです。

 

ただ、壊れたら、新しいものを購入すればいいのです。

技術は進歩します。

新しいものは使いやすく、便利になっています。

 

点検にお金を使うよりも、常に使っていて、壊れたら新しいものを購入する。

そのほうが良いと考えます。