生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

走馬灯のように、思い出すには。

 みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■昨日は、走馬灯のように思い出される理由について、

話をしました。

seisanbichiku.hatenadiary.jp

 

■生命の危険を感じるときとは、

どんな時でしょうか。

 

大災害が起こったとき、

生命の危機を感じることがあるのではないでしょうか。

 

そんな時に、

助かる方法が、頭に浮かべば、

間一髪で、助かることがあるのではないでしょうか。

 

■そのためには、

脳に災害対応を、

記憶しておいてもらうしかありません。

 

■そのためには、

防災を「体験」し、「感動」する必要があります。

 

走馬灯のように思い出す。

その記憶は、人間の無意識の領域にあります。

無意識の領域の記憶は、

感動した体験と結びついています。

 

例えば、

修学旅行で楽しかった思い出や、

小学校の時の初恋の思い出などなど。

行動と自分の心が動いた記憶と結びついています。

 

それは、死ぬまで忘れません。

 

■ですので、

大災害が起こったときに、生き残るために必要な行動と

自分の感動を結びつける。

 

例を挙げれば、

各地にある災害を体験できる施設で、

災害体験をした後に、東日本大震災の写真を見る。

語り部の話を聞く。

 

「行動」と「感動」が起こったときに

有用な記憶は、

無意識の中に刻み込まれるのです。

 

どちらか片方だけでは、忘れてしまいます。

みなさん、

ぜひ、「行動」し、「感動」してみてください。