生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災観光ふろしきって、なに?

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

東京23区で、最も災害被害を受けやすい墨田区での

取り組みです。

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ふろしきに、

「観光案内地図」と「防災マップ」を

印刷して、観光と防災に取り組んでいます。

 

墨田区北部エリア(旧向島区)は、

東京23区で一番壊れやすいエリアであるとされています。

それは、昔からの街並みが残り、木造家屋が密集しているエリアだからです。

東京でも、なかなか耐震補強の進まないエリアでもあります。

 

■ふろしき

ふろしきは、一枚の布ですから、

応用範囲が広いです。

 

物を包んだり、物を運んだり、

いろいろなことができます。

 

また、小さく折りたたんでしまえば、

カバンの中にも入ります。

 

■防災地図

多くの地域で、紙に印刷された防災地図の取り組みが、行われています。

ただ、防災地図を持ち歩く人は、ほとんどいません。

「ふろしき」のように持ち歩けるものに、

が必要だと考えます。 

 

 

 

災害、情報入手そのために!! その4

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

昨日までは、

モバイルバッテリーのことでしたが、

今日はスマホ、本体のことです。

 

■バッテリーの寿命

スマホのバッテリーの寿命はどのくらいでしょうか。

スマホで使われている

リチウムイオンバッテリーは、充電することで劣化します。

 

300回の充電で劣化をはじめ、

500回の充電で、電池容量が50%~30%になります。

 

■毎日充電していれば、

1年で劣化をはじめ、

2年程度で、寿命になります。

 

自分が使っているスマホは、使い始めてから

1年半です。

朝起きると、バッテリーが減っています。

 

そろそろ買い替え時期です。

 

■毎日充電しない……わけにもいかない。

 

自分は、

いざというときのために、

電池は満充電にしておきます。

 

バッテリーにはよくないですが、

これは仕方ないです。

 

皆さんは、満充電ですか?

 

 

 

災害、情報入手そのために!! その3

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

スマホの予備バッテリーを考えます。

モバイルバッテリーは大容量、軽量のものが増えています。

10000mAhとかが増えています。

重さは200gくらいです。

 

以前に比べると、大容量、軽量、低価格になってきました。

このモバイルバッテリーでは、スマホを2回充電できるなど、

だいぶ使えるようになってきています。

 

■首都直下、南海トラフ地震

これらの地震が発生した場合は、被害が甚大すぎて、

救助部隊が、なかなか入れません。

 

最近は、7日間の備蓄をしましょう。

そう呼び掛けているのは、

数日間では、救助部隊が入れない可能性があるからです。

 

■乾電池モバイルバッテリー

そこで、乾電池型のモバイルバッテリーを予備で持っていることを

勧めます。

 

これは、とても小さくてコンパクトです。

単3電池は、比較的手に入りやすいので、

スマホバッテリー

モバイルバッテリー

乾電池モバイルバッテリー

の順番で使っていけば、バッテリーを気にしなくても大丈夫です。

 

災害、情報入手そのために!! その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

スマホのバッテリーの話です。

スマホのバッテリーは、よくなってきています。それでも一日充電しないと、かなり消耗するのも事実です。

 

「いざ」というときにどうすればいいか、考えました。

 

■モバイルバッテリーを持つ。

これは有効です。

ただし、これもバッテリーが切れたら、意味がありません。

 

被災地で、

スマホの充電を待っている人がいる中で

モバイルバッテリーに充電することは、迷惑行為です。

 

■ソーラー充電器をもつ。

意外と使えません。

 

夜は使えない。

曇っていても使えない。

充電するには、大きなものが必要。

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スマホを充電するには、

このくらいの大きさのソーラー充電器が必要でしょう。

 

折りたためますが、このような充電器を常に持ち歩いているのは、

難しいです。

 

また、移動していると、

太陽光が当たらない場合もあります。

南に向かって歩いていたら、

充電できません。

 

明日に続きます。

 

災害、情報入手そのために!!

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■本日は、情報入手先の話です。

みなさんは、防災情報をどこから入手するでしょうか?

 

内閣府が行った世論調査では、

まずはテレビです。

情報の入手先としては、一番です。

 

二番目は、60歳以上が、ラジオ・新聞になります。

49歳以下は、インターネット、SNSなどになります。

 

東日本大震災でも、熊本地震でも、インターネットやSNSは

活躍しました。

 

多くの人が、スマホにアプリを入れて、

活用していると思います。

 

■バッテリー切れ

その時、問題になるのが、

バッテリー切れです。

 

 

災害時には、いろいろなところにアクセスするので、

バッテリーは、早くなくなります。

 

今まで、バッテリーが減って、あまり気にしなかった人も、

「災害が起きて、いつ充電できるかわからない!」となると、

ちょっとバッテリーが減ると、充電したくなります。

 

そのため、

電気のある場所で、充電渋滞が起こるのです。

明日に続きます。

 

 

防災 世論調査 耐震診断

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回は、内閣府が実施した世論調査についてです。

 

住宅の耐震診断について、調査したところ、「実施していない」と答えた人が51.5%だった。

 

半分以上の人が耐震診断をしておりません。

新しい家や借りているアパートなどは除外するにしても、

とても気になる数字です。

 

私が住んでいる地域にも、古い耐震基準で建てられた家がたくさんあります。

特に農家は、古い家に住んでいる人が多いです。

 

■私の家の母屋は、昭和47年に建てられたものです。

もう築46年になります。

 

私が、簡易耐震診断を行ったところ、

診断結果は0.7未満となりました。

 

「倒壊の危険性あり」です。

 

現在、どのように耐震補強をするのか、

工務店と打ち合わせをしている最中です。

 

■築46年の家なので、

地震が来た時に、人が押しつぶされないようにする。

そのことを目標にします。

 

地震の後もそのまま住み続けられる。

そのように耐震改修すると、

とんでもない費用になりそうなので、

とにかく、人が死なない。

耐震改修を目指します。

 

進行状況については、

このブログの中で、発表していきます。

 

防災 情報 難病患者・家族のための災害対策ハンドブック

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回は、熊本県が発表した

「難病患者・家族のための災害対策ハンドブック」です。

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http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=21975&sub_id=1&flid=128666

 

人工透析や酸素吸入器などが必要な患者さんが、避難するときに

必要な情報を取りまとめてあります。

 

このように、難病患者さんの避難を主眼としたハンドブックは、

いままで、なかったのではないでしょうか。

 

いつ何時、災害が起こるかわかりません。

 

家族や自分が、「難病」にかかるかもしれません。

その時に、このような情報が、ここにある。

それを知っているだけで、災害時の対策は、

まったく違ったものになる。

そう考えています。

 

■もう少し踏み込んでほしかったのが、

広域避難の考えです。

難病の方を、被災地の避難所で治療するのは、

難しいです。

近隣の被害が少ない地域の病院と提携して、

そちらに避難者を送り届けるシステムが

必要です。