生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

被害想定の内と外

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■みなさんは、地域のハザードマップ

見たことがあるでしょうか。

 

■みなさんは、それをみて、

どのように感じているでしょうか。

 

■私の住んでいるところは、

津波が来た時に、

被害を受ける場所の、

ちょっとだけ外側にあります。

 

高さ10mの津波が来たら、被害を受けない。

そのような場所にあります。

 

■もし、

みなさんの家が、

津波被害を受けるちょっとだけ

外側にあれば、

どうしますか?

 

■はあ、ここまで津波は来ない。

よかった。よかった。

そう思うのではないでしょうか。

 

私の両親も、

ここまでは津波が来ない。

ハザードマップを見ながらそんな話をしています。

 

■だけど、

東日本大震災では、

ここは安心だと思って、

逃げなかった人は、

亡くなりました。

 

■被害想定は、

あくまでも想定でしかありません。

ですから、

「主体的に考える」

必要があります。

 

■死なないためには、

どうすればいいのか。

ハザードマップを信じて、

死んでしまっては、元も子もないのです。

 

■生き残るためには、

どうすればいいのか。それを考える必要があるのです。