生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

東京暮らし防災 (その3)

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■東京暮らし防災の続きです。

この中に、「在宅避難での片付け」があります。

 

■在宅避難をすると決めた後、

住むために、部屋の片づけをすることは重要です。

物が散乱し、足の踏み場もない状態では、

生活することなどできません。

 

この時、注意していただきたい点が、

2点あります。

 

津波の対応と、前震、本震についてです。

 

津波被害を受ける場所に住んでいる人は、

すぐに逃げます。

後片付けなどやっている時間はありません。

 

■次に問題になるのが、前震と本震がある場合です。

この判断はとても難しいです。

 

熊本地震の様に、震度7が、2度発生することは、

いままで、想定していませんでした。

 

大きな地震の後に発生する地震は、

小さくなるとの前提条件が、違ってきています。

 

■そのため、

地震が発生してから、

余震が収まるまでは、

建物の中で避難するのは、

難しくなるかもしれません。

 

熊本地震では、震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回発生しています。

このような大きな地震が連続して発生すると、

一度は耐えられても、あとからくる地震

建物が耐えられない可能性があります。

 

■今後の判断が必要になりますが、

大きな地震が2回起こる可能性があることも、

考慮しておかねばなりません。