生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

災害、情報入手そのために!! その3

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

スマホの予備バッテリーを考えます。

モバイルバッテリーは大容量、軽量のものが増えています。

10000mAhとかが増えています。

重さは200gくらいです。

 

以前に比べると、大容量、軽量、低価格になってきました。

このモバイルバッテリーでは、スマホを2回充電できるなど、

だいぶ使えるようになってきています。

 

■首都直下、南海トラフ地震

これらの地震が発生した場合は、被害が甚大すぎて、

救助部隊が、なかなか入れません。

 

最近は、7日間の備蓄をしましょう。

そう呼び掛けているのは、

数日間では、救助部隊が入れない可能性があるからです。

 

■乾電池モバイルバッテリー

そこで、乾電池型のモバイルバッテリーを予備で持っていることを

勧めます。

 

これは、とても小さくてコンパクトです。

単3電池は、比較的手に入りやすいので、

スマホバッテリー

モバイルバッテリー

乾電池モバイルバッテリー

の順番で使っていけば、バッテリーを気にしなくても大丈夫です。

 

災害、情報入手そのために!! その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

スマホのバッテリーの話です。

スマホのバッテリーは、よくなってきています。それでも一日充電しないと、かなり消耗するのも事実です。

 

「いざ」というときにどうすればいいか、考えました。

 

■モバイルバッテリーを持つ。

これは有効です。

ただし、これもバッテリーが切れたら、意味がありません。

 

被災地で、

スマホの充電を待っている人がいる中で

モバイルバッテリーに充電することは、迷惑行為です。

 

■ソーラー充電器をもつ。

意外と使えません。

 

夜は使えない。

曇っていても使えない。

充電するには、大きなものが必要。

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スマホを充電するには、

このくらいの大きさのソーラー充電器が必要でしょう。

 

折りたためますが、このような充電器を常に持ち歩いているのは、

難しいです。

 

また、移動していると、

太陽光が当たらない場合もあります。

南に向かって歩いていたら、

充電できません。

 

明日に続きます。

 

災害、情報入手そのために!!

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■本日は、情報入手先の話です。

みなさんは、防災情報をどこから入手するでしょうか?

 

内閣府が行った世論調査では、

まずはテレビです。

情報の入手先としては、一番です。

 

二番目は、60歳以上が、ラジオ・新聞になります。

49歳以下は、インターネット、SNSなどになります。

 

東日本大震災でも、熊本地震でも、インターネットやSNSは

活躍しました。

 

多くの人が、スマホにアプリを入れて、

活用していると思います。

 

■バッテリー切れ

その時、問題になるのが、

バッテリー切れです。

 

 

災害時には、いろいろなところにアクセスするので、

バッテリーは、早くなくなります。

 

今まで、バッテリーが減って、あまり気にしなかった人も、

「災害が起きて、いつ充電できるかわからない!」となると、

ちょっとバッテリーが減ると、充電したくなります。

 

そのため、

電気のある場所で、充電渋滞が起こるのです。

明日に続きます。

 

 

防災 世論調査 耐震診断

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回は、内閣府が実施した世論調査についてです。

 

住宅の耐震診断について、調査したところ、「実施していない」と答えた人が51.5%だった。

 

半分以上の人が耐震診断をしておりません。

新しい家や借りているアパートなどは除外するにしても、

とても気になる数字です。

 

私が住んでいる地域にも、古い耐震基準で建てられた家がたくさんあります。

特に農家は、古い家に住んでいる人が多いです。

 

■私の家の母屋は、昭和47年に建てられたものです。

もう築46年になります。

 

私が、簡易耐震診断を行ったところ、

診断結果は0.7未満となりました。

 

「倒壊の危険性あり」です。

 

現在、どのように耐震補強をするのか、

工務店と打ち合わせをしている最中です。

 

■築46年の家なので、

地震が来た時に、人が押しつぶされないようにする。

そのことを目標にします。

 

地震の後もそのまま住み続けられる。

そのように耐震改修すると、

とんでもない費用になりそうなので、

とにかく、人が死なない。

耐震改修を目指します。

 

進行状況については、

このブログの中で、発表していきます。

 

防災 情報 難病患者・家族のための災害対策ハンドブック

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回は、熊本県が発表した

「難病患者・家族のための災害対策ハンドブック」です。

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http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=21975&sub_id=1&flid=128666

 

人工透析や酸素吸入器などが必要な患者さんが、避難するときに

必要な情報を取りまとめてあります。

 

このように、難病患者さんの避難を主眼としたハンドブックは、

いままで、なかったのではないでしょうか。

 

いつ何時、災害が起こるかわかりません。

 

家族や自分が、「難病」にかかるかもしれません。

その時に、このような情報が、ここにある。

それを知っているだけで、災害時の対策は、

まったく違ったものになる。

そう考えています。

 

■もう少し踏み込んでほしかったのが、

広域避難の考えです。

難病の方を、被災地の避難所で治療するのは、

難しいです。

近隣の被害が少ない地域の病院と提携して、

そちらに避難者を送り届けるシステムが

必要です。

 

 

防災 アプリ yahoo防災速報+災害伝言ダイヤル

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今日は、yahoo防災速報についてです。

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防災速報(無料):地震、津波、ゲリラ豪雨などの速報がメールやスマートフォンアプリに通知 - Yahoo!防災速報

 

グーグルやフェイスブックが、災害発生後のサービスとすれば、

yahoo防災は、災害発生直後の情報提供に特化しています。

 

各自治体と連携して、情報発信をする機能もあり、

 これは、よくできているアプリです。

自分のスマホにも入っています。

 

■本当に安否確認をしたい人は、誰でしょうか?

誰の顔が浮かびますか?

家庭、職場の人たち、いても10数名ではないですか?

 

その人たちと、連絡できる方法は、

いくつありますか?

 

■わたしは、

災害伝言ダイヤルを使います。

 

災害用伝言ダイヤル(171) | 災害対策 | 企業情報 | NTT東日本

これは、伝言に特化したサービスであり、

確実に相手に伝わります。

 

もちろん、フェイスブック、グーグルなどのサービスは

とても便利です。

 

便利だけど、

スマホの電池がなくなったら、

落として、液晶が割れてしまったら、

無くしてしまったら、

もう使えません。

 

つながる手段をいくつも用意しておくことが必要です。

 

 

 

防災 フェイスブック 災害支援ハブ

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

今日は、フェイスブックの災害支援ハブについてです。

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災害支援ハブ

■災害支援ハブ

 

被災地にいる場合、

友達に情報発信することができたり、

必要な支援を依頼することができたりします。

 

被災地以外にいる場合、

友達の安否確認したり、

支援の物資を送ったりできます。

 

■たとえば、

同級生が、○○地震の被災地にいるけど、

大丈夫だろうか。

なにか、必要なものを送ってあげたい。

だけど、電話は通じない。

フェイスブックの災害支援ハブなら、

できるかも。

 

 

■ただし、

フェイスブックのQ&Aには、

支援・サポートが至急必要な場合は、地域の緊急通報先に連絡してください」

注意書きが書いてあります。

 

■災害被害はまだら模様

東日本大震災のような災害が起きても、

被災地の被害は、まったく同じではありません。

 

自宅で普通に生活できる場所もあれば、

避難所に行かなければ、

命の危険もある。

そのような場所もあります。

 

■つまり

大きな災害が起きても、

なんとか通常のレベルの生活ができる地域では、

フェイスブックの災害支援ハブは有効です。