生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 大雪

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

1月23日は、大雪でした。

私の住んでいるところでも、

雪は降ります。

ただ、すぐに溶けてしまい、雪は積もりません。

6センチの雪が積もったのは、十何年ぶりです。

 

2014年の豪雪では、

ビニールハウスが、雪に押しつぶされる被害が発生しました。

15センチくらい雪が積もりました。

 

 

これは、

ソーラーシェアリング下に作った、ビニールハウスの雪です。

1cm程度しか積もっていません。

もちろん、雪が下に落ちてしまったこともありますが、

写真のように、雪は太陽光パネルの上にも積もります。

 

 

太陽光パネルが、雪の重さを分担

 

ビニールハウスに積もる雪の1/3を

太陽光パネルが受け持ってくれました。

太陽光パネルの上には、5cmくらいの雪が積もっています。

 

ソーラーシェアリングは、

雪の重さの分散をしてくれます。

 

ソーラーシェアリングは、

雪による倒壊被害を軽減する効果があります。

 

 

防災 災害対応アプリ グーグル クライシスレスポンス

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今日は、災害対応アプリ

グーグル クライシスレスポンスについて、考えます。

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クライシスレスポンス

 

■グーグルクライシスレスポンスとは

グーグルが提供している災害用のサービスです。

地図上に防災情報を提示して、情報発信をしている形になっております。

情報提供に特化しているサービスです。

 

便利です。

 

ただ、同じようなサービスはいろいろなところが出していて、

互換性がありません。

 

■便利なソフトがありすぎて

 

防災担当としては、これが困りものなのです。

 

便利なソフトができた。

大手の会社が、作ったソフトで、とても便利。

 

 

しかし、

防災の場合は、簡単に導入できないのです。

 

地震災害、津波災害などは、毎年、起こりません。

忘れたころにやってきます。

 

年に一回、防災訓練をやったところで、

操作方法を覚えられないのです。

 

明日に続きます。

 

 

 

防災 身の回りの防災対策 その4

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

身の回りの防災対策まとめです。

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■身の回りの防災対策

防災対策は、面倒です。

 

ですから、簡単なことから始めましょうです。

 

実際、私がやったことは、

1.手帳に予定を書く。(これ、重要です)

2.アマゾンに注文を出す。

3.品物を受け取る。

4.パソコンラックの下に置く。

5.完了!!

かかった時間は、「5分」です。

 

 

■防災対策のように、

いつ起こるかわからない。

しかも、準備をしても、よくなるわけではない。

「最高の結果が、現状維持」

 

マイナスの結果を努力してゼロにする。

このような行動には、

モチベーションが上がらないのは、当然です。

 

防災の準備が必要なのはわかっている。

わかっているけど、めんどくさい。

人間の心理としては、当然なのです。

 

■手帳に書く。

その対策としては、

手帳に予定を書いておくのが、有効です。

予定に入っているので、それに向けて行動する。

 

実行時間はわずか「5分」です。

 

防災対策は、少しづつ進めていくことが重要なのです。

 

 

 

防災 身の回りの防災対策 その3

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今日は、身の回りの防災対策 その3

実践です。

 

■一番、感じてもらいたいことは、

防災対策だからと、身構えるのではなく、

「気楽」にやってもらいたいことです。

 

 

■キャスター固定

パソコンラックのキャスターを固定しました。

固定する道具「黒ゴム平置き」は、やわらかいゴム製で、

キャスターを乗せた後は、床に吸い付くようになります。

 

今までは、

キャスターストッパーで止めていましたが、

これだと、ちょっと力を入れると、

動いてしまいます。

 

この「黒ゴム平置き」、押しても引いても、

まったく動きません。

 

■パソコンラック

パソコンラックの固定は、必須です。

地震が起きたとき、パソコンラックが動き出し、

壁にぶち当たって、ハードディスクが壊れて、

データーが読めなくなる。

 

想像するだけで、青くなります。

 

バックアップのハードディスクも、

同じパソコンラックにあります。

 

■パソコン周りの地震対策

これは、ぜったいに必要です。

幸い、キャスターの固定具は100円均一でも売っています。

ぜひ、対応してください。

防災 対口支援の制度化

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

bosaijapan.jp

 

■対口支援(たいこうしえん)

みなさんは、対口支援と聞いて何のことかわかりますか?

これは、被災地の自治体の支援担当自治体を決めて、支援する制度のことです。

 

マスコミが発表した被災地に支援が集まったけど、

マスコミに取り上げられなかった自治体にはほとんど支援が来なかった。

 

そんな反省から、カウンターパートナー制度ができました。

ただこれも、有志連合の意味合いが強く、

支援が決定するまでに時間がかかりました。

 

今後は総務省が窓口として、支援自治体の選定を、迅速に行っていくことになります。

 

■ただ、もう少し考えてほしいと、防災担当の農家は考えます。

 

各市区町村は、事前に応援協定を結んでいます。

それこそ、草の根運動的なつながりが、自治体同士でもあります。

姉妹都市もあります。

 

顔の見える関係ができている市町村を飛び越えて、

支援自治体を都道府県や国が決めていくのは

いきすぎなのではないでしょうか。

 

 

 

 

防災 身の回りの防災対策 その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■身の回りの防災対策

実践しましょう。

 

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一番簡単な、キャスターに下皿を取り付けるです。

アマゾンで注文しました。

  

www.amazon.co.jp

  

ゴム製の平置きです。

 

これを、キャスターの下に取り付けるだけです。

 

■簡単

注文して、乗せるだけです。

とっても簡単ではないでしょうか。

防災対策だからとか、

身構える必要はないのです。

 

とにかく、一つやってみること。

行動を始めてしまえば、あとは簡単です。

 

■多種多様な転倒・落下・移動防止器具

最近は、よいものがたくさん販売されています。

まずは、

一つ買って、取り付けてみましょう。

 

■首都直下地震の発生確率

首都直下地震の発生確率は、30年間で7割です。

必ず、地震は来ます。

 

ゴム製の平置きは500円でした。

500円で、けがが防止できれば、

すごい効果です。

 

 

防災 身の回りの防災対策 その1

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

今回は、防災対策の実行です。

 

■東京防災

好評で一時期売り切れになってしまった、東京防災。

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東京都のHPでは、無料ダウンロードができます。

「東京防災」の作成について|東京都

 

これはよくできています。

ここに記載されていることをやれば、

防災対策は、十分です。

 

■防災対策の問題点は何?

一番の問題は、わかってはいるけどできない。

「先送り」です。

 

東京防災が有効なのはわかったけど、

時間がない。

仕事が忙しい。

作業が面倒。

 

■先送り。

必要なことが分かっているのに、できない。

防災担当の農家もそうです。

 

目の前の仕事が忙しくて、

やらなくちゃいけないことが分かっていても、

つい「先送り」して、できない。

みなさんも、心当たりがあるのではないでしょうか?

 

 いつ来るかわからない災害に対応するよりも、

目の前にある仕事を、片づけなくてはならない。

優先順位をつけるとなると、

防災対策は「先送り」

 

そう考えている人が多いのではないでしょうか?

明日に続きます。