生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 被害状態 多種多様

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■みなさんは、

東日本大震災が起きたとき、

岩手、宮城、福島は壊滅的な被害を受けた。

そう思っていたのではありませんか?

 

津波被害の映像が繰り返し流されて、

そして、死者行方不明者の報道が流されます。

 

千年に一度の未曽有の大災害。

そのことを繰り返し報道します。

 

■でも現地に行ってみると、

あの津波被害を受けたところは、

岩手、宮城、福島の面積から見ると、

ほんの一握りなのです。

 

あのような地域が、

県全域に広がっているのではないのです。

 

■ただし、

ライフラインは寸断され、

不便な生活を余儀なくされている、

地域は広範囲に広がっているのです。

 

東日本大震災によって、

水道が断水し、

不便な生活を送ったのは、

それこそ東北から関東まで

広大な地域になります。

 

■もちろん、

地震津波の被害にあわないために、

いろいろな

心配をすることは

必要ですが、

それは、日本全国から見れば、

本当に狭い範囲なのです。

 

■もちろん、

地震被害に対する備えは必要ですが、

直接の被害よりも、

ライフラインの途絶による

被害にあう確率は、

とても大きいのです。

 

■ですので、備蓄物資の

確保は絶対に必要なのです。