生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 信号 太陽光発電

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■災害が発生後の停電時に

信号を点灯させようと思ったら、

非常用発電機が必要です。

 

現在、信号は

LED電球になって、

消費電力は少なくなってきていますが、

それでも、

発電容量の多い、非常用発電機が必要になります。

 

東日本大震災の時は、

信号を動かすため、

非常用発電機がないか、警察から問い合わせがありました。

 

ただ、発電容量の大きい発電機だったため、

要望を断ったことがあります。

 

■停電した時、

近くにある太陽光発電所の電力を

利用したらどうかと、

警察に提案したことがあります。

 

■警察からの回答は、

信頼性が担保できないので、

使うことはできない。

とのことでした。

 

信号機のメンテナンス費用はだれが負担するのか?

誰が商用電源と太陽光発電の切り替えをするのか?

夜間はどうするのか?

 

■いろいろな

ことを指摘されました。

 

こちらとしても、警察から指摘されたことを、

解決するためには、いくらお金があっても、

足りないので、

さっさと取り下げました。

 

■警察としても、

相手は善意で提案してくれているかもしれないが、

信号の運用は、

いろいろ規則がびっしり決まっていて、

それから外れるようなことは、

認められない。

 

■確かにいろいろ規則があるのかもしれませんが、

信号が動かないことで、交通渋滞が発生し、

逃げ遅れたら、目も当てられません。

柔軟な規則の運用をしてもらいたいものです。