生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 熱中症対策 打ち水とは

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

2020年に開催される東京オリンピックでは、猛暑対策として、打ち水を行うことが検討されています。

 

■今でも、

暑い時に、地面に水を撒いて

温度を下げることは行われています。

 

それを、

東京オリンピックの観客席に、配置する検討を行っているのです。

 

観客席であっても、

東京の猛暑は、命にかかわります。

その対策を考えているのです。

 

■実際、

打ち水を行うと、

地面の温度が、5度程度下がり、

気温も2度程度下がることが確認されました。

 

■散水には、農業用の散水チューブが利用されています。

農業用のチューブであれば、汎用性があり、安価です。

 

■ただし、

あまり散水しすぎると、

湿度が上がり、かえって蒸し暑さを感じてしまいます。

 

また、多くの人が集まる観客席で、

どのように散水すればいいのか、

そのあたりのことも考えておく必要があります。

 

■日本の暑さは、

災害級です。

防災として、考えなければならない段階に来ています。