生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 大阪北部地震 出勤難民?

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■大阪北部地震では、出勤難民が課題となっております。

 

東日本大震災の時には、

帰宅困難者の問題になりました。

 

多数の人が、出勤できずに、

あるいは、帰宅できずに、

道路上を歩いているのは、問題かもしれません。

 

■だけど、

出勤難民や帰宅困難者は、

地震の直接の被害者ではないのです。

地震によって、

交通機関が動かなくなり、

一時的に、

その場所にいるだけなのです。

 

■本当に困っている人は、

自宅が被害を受けたり、

怪我をしたりした人たちなのです。

 

■出勤難民や帰宅困難者は、

見栄えがします。

マスコミ受けが良い映像なのです

  

■ただ、

このような形で、

いろいろな情報が流れると、

出勤難民や帰宅困難者の対策が

防災の重点政策になってしまったりします。

 

何しろマスコミが、何度も何度も情報を提供するものですから、

そのことが重要だとみんな思ってしまうのです。

 

 

■だけど、本当に必要なことは、

自分の身を守るために必要な、小さなことなのです。

家具が倒れないように対策をすることであったりとか、

備蓄の水を買っておくとかです。

 

■自分のできることを

コツコツとやっていくことが

重要なのです。