生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 災害協定は毎年更新できたら…

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■災害協定

行政と企業が災害協定を結びました。

そのような記事が、新聞に載ることがあると思います。

 

大きな災害が起こったときのために、

災害協定を結んでおく。

とても大切なことです。

 

■しかし、

本来であれば、災害協定は、毎年見直しておく。

常に更新する必要があるのです。

 

■10年前に災害協定を結んだとして、

今でも当時の状況と同じであるとは限らないのです。

 

■10年前は、市内に倉庫があった食料品店が、

違う場所に引っ越したとか、

社長が世代交代したとか、

どこかの会社と吸収合併したとか。

 

■いろいろ環境が変わってくるのです。

 

■また、

協定を結んだ時の行政側の職員や、企業側の担当者は、

災害が起こったときに、いないことが普通です。

 

■ですので、

本当の細かいところの協定までは

わからなくなっているのが、通常なのです。

 

■ですので、

災害の協定については、

毎年見直して、行政と企業の担当者同士が、

連携しておく必要があるのです。

 

ただ、これは、ちょっと面倒な作業なので、

さらっと流して済ませてしまっているのが、

とっても多いのです。