生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 奇跡の救出の裏側には

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

地震に遭遇して、障害を負ってしまう人がいるのです。

this.kiji.is

 

地震などの災害が起きても、

自分だけは大丈夫だと思う人は、

たくさんいます。

 

■たしかに、大地震が起きても、

亡くなったりする人は、全体の被災者からすれば、

一部分です。

東日本大震災であっても、

災害被災者総数から、比べれば、

死者行方不明者は、一部分でしかありません。

 

■マスコミは、

「奇跡の救出」

「○○時間後のがれきの中から生存者」

このような報道をよくします。

 

あたかも、

被災しても、助かりますよ。

生きていられますよ。

ちょっと避難所で不便な暮らしをするかもしれませんが、

そのうちどうにかなりますよ。

 

■ただ、

私たちが学ぶのは、

そのことではなく、

準備しておくことの重要性なのではないでしょうか。

 

記事の中にもあるように、

救出までの7時間、

本棚に足を挟まれて、そのために足を切断することになった。

 

これも、寝ている場所に、物がなければ、

助かったのかもしれません。

 

地震が発生することは、

防ぎようがありません。

だけれども、

人は教訓を得て、

準備することができます。

 

■本当に必要なことは、

事前に準備しておくことです。