生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 キッチン 地震だ! 火を消せ! ???

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

地震が起きたら、

すぐに火を消すように。

そのように覚えている人が、

多いようです。

ですが、最近の考え方は、

ちょっと変わってきています。

 

■キッチンにいるときに、

地震がきたら、

素早く身を守る態勢をとります。

 

■ただでさえ、

いろいろなものが置いてあるキッチンです。

上から、棚から、いろいろなものが

飛んできます。

 

ですので、

まずは、身を守るのが最優先です。

コンロの火を消すのは、

地震の揺れが収まってからで、

十分です。

 

地震がの揺れが続いているときに、

無理に火を消そうとすると、

お湯を浴びて、やけどになったりします。

ですので、

揺れている最中に、

行動することは危険なのです。

 

東日本大震災では、

強い揺れが長く続きました。

立っていることさえままならなかった

地震です。

 

■最近のガスは

地震対策がなされていて、

大きな地震が起こった場合は、自動的に、

止まるようになっています。

ですので、

無理に火を消す必要はないのです。

 

 地震が起こったときに、

無理に火を消す必要はない。

火を消すために、

やけどをしてしまったら、

本末転倒である。