生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 在宅避難 生産備蓄の考え(情報2)

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

昨日は情報について話をしました。

今回はその続きです。

 

■情報が相手に伝わらないと、支援を受けられない。

いったいどのようなことなのか。

 

ネット販売のアマゾンに例えてみましょう。

 

アマゾンではいろいろなものが売っています。

それこそ、何万、何十万品目の商品が販売されています。

 

そして、多くのものが、いろいろな人の手を通して、

販売されていきます。

 

■なぜ売れるのでしょうか?

価格が安いから?

次の日に商品が届くから?

 

それは、商品の情報を

「的確に提供」しているからです。

 

欲しいものの情報を、

「的確に提供」できるからなのです。

 

価格が良くてよいものでも、

買う人が、その「もの」を知らなければ、

ないと同じなのです。

 

企業が広告に莫大なお金をかけるのは、

商品の情報を知ってもらうためなのです。

 

■避難者の情報も同じです。

あなたの情報が、

的確に相手に伝わらないことには、

支援をしようにも、

必要なものを、

送り届けることができないのです。

 

避難所外避難者には、この情報発信の

手段がとても少ないのです。

 

明日に続きます。