生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 防災備蓄倉庫 食料 その1

みなさん、おはようございます。

防災担当の農家です。

元旦にもかかわらず、ビニールハウスを作っておりました。

おせち料理を食べ過ぎた後は、体を動かすと楽しいです。

 

■防災食

災害時の食事が話題になっています。

行政が出している、レシピ集です。

災害時の楽々レシピ集/高槻市ホームページ

 

防災担当の農家は考えます。

 

こんなにできない。

 

災害時に現地に行った人に話を聞けば、よくわかります。

流通が遮断した現地には、食料がありません。

水もありません。

 

大きな地震が発生した後は、余震があります。

余震が頻発する中で、火を使った料理はできません。

 

そのような環境の中で、このような料理ができるでしょうか。

 

■災害時に駆けつける、赤十字のレシピ集です。

http://www.kagoshima.jrc.or.jp/images/stories/contents/pdf/201606-takidashi.pdf

 

災害の前提条件と、依頼内容が記載されています。

災害派遣の経験のある赤十字と、

一般の人を対象にしたレシピ集では、違うところがあって当然です。

 

ただ、

被災者の食生活を考えた場合、

フェイズ1(緊急対応期 災害発生から72時間)

フェイズ2(応急対応機 72時間から3日間)

に役立つレシピ集であってほしいです。