生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

ソーラーシェアリング

みなさん、こんにちは。防災担当の農家です。

今回は、防災と太陽光発電(ソーラーシェアリング)について話をします。

 

東日本大震災の後、計画停電がありました。

道路一本挟んだ向こう側は電気がついているのに、自分のところは停電している。

そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。

今の生活を維持するのに電気は必要不可欠です。

防災活動をするにも、電気がなければ始まりません。

 

東日本大震災の後、再生可能エネルギーが注目され、太陽光発電所がたくさんできました。日本は資源が少ない国ですから、再生可能エネルギーが普及することは良いことだと考えております。

 

■防災担当の農家は、農家ができる再生可能エネルギーを選んでみました。

それがソーラーシェアリングです。

 

■これは、農地の上に太陽光パネルを設置して、発電しながら農作物を収穫する方法です。農地をつぶして太陽光パネルを設置するのではなく、農業を実際に行いながら、発電を行います。

太陽の光を、発電と作物が分かち合いながらやっていくのが、ソーラーシェアリングです。

 

■私の畑では、落花生、大豆、サツマイモ、ブルーベリーを作っています。

ソーラーシェアリングをやっていない畑とそん色のない収穫ができています。

 

■生産備蓄の考えは、自給自足です。

食べ物はもちろんのこと、エネルギーも自給することを考えて、ソーラーシェアリングに取り組んでいます。

 

■大豆の収穫がもうすぐです。

この大豆は味噌にして、皆さんに食べてもらう予定です。

 

■私たちにできるのは、準備をすることです。楽しみながら準備をして、笑顔で生き残っていきましょう。


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