防災担当の農家です。
このような記事があります。
帰宅困難対策として、20キロを実際に歩こうというものです。
大経大は今年1月、地元東淀川区と「災害に強いまちづくりに関する連携協定」を締結。プロジェクトは協定の一環として企画され、市民が参加するウォークやシンポジウムなどで構成。ウォークは災害時避難所でもある大学キャンパスをスタートおよびゴール地点として、区内の防災施設や名所を辿りながら歩く。
私の知人も、電車が動かないため、6時間ほどかけて、東京から歩いて自宅まで帰ってきました。
靴ずれもできて、とても大変だっと話してくれました。
このブログを読んでいる人の中にも、電車が動かずに帰宅困難者になった人がいるかと思います。
■行政は、災害対策の支障になるため、災害があっても会社に残るように、そして、企業に水や食料などの備蓄物資を確保するように要請をしていますが、なかなか進んでいないようです。
■そもそも、家に帰るためには、自分の足で歩かなければなりません。
あまり運動する習慣のない人は、会社から自宅まで歩く必要が出たときに、歩くことが
できるでしょうか。
■この活動の趣旨は、
大きな災害があったにしても、被災地からでも、約20キロ離れることができれば、かなりの確率で地震被害地から抜け出せる。
ことから来ています。
東日本大震災のような大災害であっても、日本全土が被害にあっているのではないのです。
■阪神大震災の時は、神戸は大被害でも大阪は普通の生活を送れていましたし、東日本大震災の時でも、太平洋側の沿岸部は大被害を受けましたが、内陸部はほとんど被害受けませんでした。
■被災地から、ある程度離れるだけで、普通の生活を送れる場所があるのです。
そのことを知っていて、そこに行く準備をしておくことが重要なのです。