生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

地震の歴史

■みなさん、こんにちは。


「防災担当の農家」の佐久間です。
災害が起きても笑顔で生き残るためのシステムを創っています。

日本の地震の歴史を調べてみました。

大きな被害の発生するM8以上の地震を調べます。

 マグニチュード8以上の地震
 416年から1191年 4回
1192年から1602年 2回
1603年から1867年 6回
1868年から1926年 4回
1927年から2017年 9回

記録がなくなったりして昔の記録はよくわかりませんが、もっと多くの地震が発生していると考えられます。

それでも、多くの地震が発生していることがわかります。

■近年、大きな地震が連続して起こっています。

1996年 阪神大震災
2004年 新潟県中越地震
2011年 東日本大震災
2016年 熊本地震

だんだん、地震が起こる間隔が短くなってきています。

■日本の歴史を調べていくと、地震が多く発生する活動期と、あまり発生しない沈静期に分かれます。

20世紀後半は沈静期でした。
日本の高度成長期に大地震が発生しないことは幸いでした。

これからは、地震の活動期になってくるのではないかと考えられています。

■日本に住んでいる限り、災害は避けることはできません。
そして、災害は繰り返します。

東日本大震災時には、想定外の災害であると強調されましたが、過去の事例を読み込んでいくと、決して想定外ではありません。

繰り返し起こっている、予測可能な災害なのです。

災害を避けることはできません。

私たちにできるのは、準備しておくだけです。