生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 誤報の時の対応

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■防災広報無線で、津波警報が流れました。

  

「いきなり、津波警報か! 津波注意報ではなく、津波警報かよ」

 

その時、自分は夏休みをとっておりました。

私の住んでいるところは、海岸から約3キロ、

10m級の津波が来た場合は、すぐに避難する必要があります。

 

震源域が分かれば、

おおよその到達時間が分かります。

 

■すぐにテレビをつけました。

「ん?」

 

速報も、テロップも流れておりません。

 

スマートフォンを確認します。

非常参集メールが来ておりません。

 

■「あれ?」

災害が起きたら、非常参集メールが届きます。

これはちょっとおかしい

そう感じました。

 

■そうすると、防災無線から、

「ただ今の津波警報は、誤報でした」

そのようなアナウンスが流れてきました。

 

思わず、脱力した一瞬でした。

 

■今回の津波警報誤報でしたが、

いろいろ考えさせられることがありました。

 

非常持ち出し袋が不十分であったこと。

これは、食料等の入れ替えの時期で、

スカスカでした。早急に対応する必要があります。

 

貴重品についても、まとめが不十分でした。

 

誤報であっても、それを利用する心構えが大切です。

肝に銘じた一日でした。