生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 水害対策 水が引いた後に

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

アメリカでは、

水害被害にあった後に、

このような手順で、後片付けをする

マニュアル作成を作成しております。

https://www.epa.gov/sites/production/files/2015-09/documents/flood_booklet_en.pdf

 

すべて英語ですが、

簡単な英語を使っており、

とても分かりやすくなっております。

参考にしてみてください。

 

■その中で目に付いたのが、

ゴーグルとレスピレーター(保護マスク)です。

 

■ゴーグルは、通気用の穴が開いていないものを使用すること。

 

日本の水害の後片付けはどうでしょうか?

ゴーグルすらつけていない人がほとんどです。

 

水害の現場は、いろいろな病気の原因がたくさんあります。

 

作業をしている最中に、

異物が、目に入ったら、大事です。

そのために、通気口の空いていないゴーグルを推奨しています。

 

■レスピレーター(保護マスク)についても、

指導しています。

 

花粉症用のマスクや、風邪用のマスク、ダストマスクでは、

十分に対処できません。

 

N95マスクを推奨しています。

これは、微粒子を95%カットすることを目的にしており、

PM2.5に対しても有効な保護マスクです

 

インターネットで検索してもらえれば、出てきます。

 

■これらを利用しないと、十分な対策にはなりません。

 

■被災地は猛暑で大変だと思いますが、

適切な防護をしないと、

2次被害を引き起こしかねません。