生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 行政の情報だけに頼らないために(その2)

 みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

情報の取り方について、考えました。

seisanbichiku.hatenadiary.jp

 

■防災担当が、情報を発信する場合、

基本的に

上司の決裁が必要になります。

 

とくに、

避難勧告や避難指示などの場合は、

時間がかかります。

 

■以前は、

この決裁に時間がかかり、

被害が出てから、避難指示。

そんな本末転倒のことが多くありました。

 

■最近は、

迅速に発表することが求められているので、

すぐに発表するようになっています。

 

■それでも、

雨が全く降っていないような状態で、

避難勧告や、避難指示が出ることは、

ほとんどありません。

 

■ただ、

今回の平成30年7月豪雨は、

雨が全く降っていない状態から、

すでに避難する必要がありました。

 

気象庁は、

今回の豪雨について、いろいろと発表しておりました。

特に地方気象台は、

都道府県にたくさんの情報を提供しております。

これは、広島地方気象台の提供資料です。

https://www.jma-net.go.jp/hiroshima/siryo/20180709_sokuhou.pdf

 

■受け身の情報では、

十分な対応ができません。

ぜひ、こちらから、

情報を取りに行ってください。

 

■もちろん、

防災担当者も情報を発信するようにしておりますが、

どうしても、

情報が遅くなる場合があります。

同じような情報を提供することになります。

 

■ぜひ、

何か「おかしい」と思ったら、

ぜひ、地方気象台の発表する情報を見てください。

 

最近は、明らかに「おかしい」そう感じる

ものが増えています。