生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 通信障害に移動基地局を派遣しました。

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■豪雨被害を受けた西日本では、

携帯電話やスマートフォンが、つながらない箇所があったのですが、

だいぶ解消されてきました。

 

これは、

通信の規制が入っているのと同時に、

携帯電話の基地局が、

被害を受けて、

壊れてしまっていたり、

電話線が切れてしまっているからです。

 

■携帯電話のつながり方は、

携帯電話→基地局→携帯電話になっているわけではありません。

 

携帯電話→基地局→電話線→交換局→電話線→基地局→携帯電話

このように、地上の電話線を経由して、携帯電話につながります。

 

これは、無線通信よりも、

有線通信のほうが、安定して、大量のデーターを送ることができるからです。

 

ですので、

基地局が無事であっても、

そこにつながる電線が切れてしまったり、

 

停電で、

基地局の非常用電池がなくなってしまったりすると、

携帯電話が使えなくなってしまうのです。

 

こんな時、

出動するのが、

移動基地局です。

 

■それでも、

移動基地局は、通常の基地局よりも

通信容量は少なくなっています。

 

ですので、

大量のデーター通信は控えてもらいたいのです。