生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

大阪北部地震 防災担当として その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回の地震は、熊本地震のように想定外のことがなかったので、

防災担当としては、

ひとまず、胸をなでおろしております。

  

■避難所に避難した人も、千何百人単位なので、

さほど混乱もなく、

対応できていると考えています。

 

■物資の供給体制も、

ほとんどの道路が使える状況なので、

復旧は早いでしょう。

www.toyota.co.jp

トヨタが提供している、通れた道マップを見ると、

一部幹線道路が

通過できない場所がありますが、

それ以外は、

問題なく通過できます。

 

■言葉は悪いですが、

今回の大阪北部地震

不幸中の幸いであると、考えられます。

 

まず、人が活動を始めていて、

食事の準備時間ではなかったこと。

 

ストーブを使う時期でなかったこと

 

これが、

深夜であったり、

夕方の食事準備中であったり

寒い時期であったら、

もっと大きな被害が出ただろうと

考えます。

 

■また、震度も

震度6弱でよかったです。

 

なぜなら、

地震の被害を想定を作る場合は、

震度6弱が多いのです。

 

これは、震度5強まではあまり被害が出ず、

震度6強以上になると、被害が出すぎて、

対応できなくなるからです。

 

今回の地震では、

被害想定のマニュアルに沿って、

迅速な対応ができたと考えます。