生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

持ち家と賃貸(その4) 戸建て持ち家の場合

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

何かあったとき、

持ち家はいろいろと深刻です。

 

■一番深刻なのが、

家は住めるにもかかわらず、

その家にいられない場合です。

 

放射能汚染された福島第一原子力発電所

周りがそうです。

 

■家は住めます。

電気は通っています。

水道も使えます。

でも、

その場所に住んではいけません。

住宅ローンで新しい家を建てた人が

いるかもしれません。

でも家には住めません。

 

■自分の家の周りに、

原子力発電所はありません。

だから大丈夫です。

 

そのように答える人がいます。

 

だけど、

東日本大震災が起こる前は、

福島第一原子力発電所の周りに住んでいる人は、

日本の原子力発電所は、5重の安全装置が

設置されているから

安全だと

聞かされておりました。

そして、それを信じておりました。

 

チェルノブイリの事故があって、

周りに住むことができなくなっていると

分かっていてもです。

 

■ですので、

人が言っていることを、

鵜呑みにして、何の対策も取らない人は、

ひどい目に合います。

 

■それは、歴史が証明していることです。

いつどんなことが起こるか、分かりません。

 

■私たちにできることは、

準備しておくことと、

逃げることだけです。