生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

東京暮らし防災(その4)

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

いろいろ避難の話をしてきました。

 

■それで、一番良い避難所はどこですか?

このように聞かれることがあります。

一番良い避難所は、

遠くにある避難所です。

被害のない場所の、ホテルなどに行くのが一番です。

 

東日本大震災でも、熊本地震でも、

被災地から100キロ離れると、ほとんど被害はありません。

 

ですので、

震源から100キロ程度離れた場所まで、

避難しておけば、

普通の生活が遅れます。

 

■大きな災害が起きたら、

避難所に行くもの。

いつも、そのように話しています。

 

■ただ、実際は、

災害が起こった場所に、いるのは、困難ですし、

東日本大震災熊本地震でもそうであったように、

災害関連死につながる場合もあります。

 

■無理な車中泊をするのではなく、

慣れないテント泊をするのではなく、

余震の少ない場所まで避難して、

そこで、心と体を休めて、

災害復旧に取り組むのが

大事なことです。