生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 在宅避難 生産備蓄の考え(その2 情報)

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■大災害が起きて、在宅避難をした場合、

困るのが、

「情報」です。

 

■災害が起こったとき、

一番頼りになるのは、

「ラジオ」です。

 

どこでも聞けますし、

電気がなくとも、

電池で十分対応できます。

 

ただし、ラジオは広く薄く情報を

発信するのが目的ですので、

避難所情報などの細かい情報には

対応できません。

 

■次に頼りになるのが、

スマートフォンなどの情報端末です。

これは、いろいろな情報を引き出すことができます。

避難所情報、被害情報、行政からの情報等々。

しかし、いろいろな情報がありすぎて、

どれが自分の必要な情報なのか、

分かりにくいです。

 

■防災担当の農家は考えます。

 

避難所には、

「担当者」がいて、災害対策本部に

情報が集まります。

その情報を基に、支援を行います。

 

■在宅避難の場合には、災害対策本部に

「情報が集まりません」

個人個人からの情報は集まりますが、

災害対策本部の人間が、

個別に対応できるだけの余力はないのです。

 

明日に続きます。