生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災空き地

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

みなさんは、防災空き地をご存知でしょうか?

 

これは、災害時に地域の防災活動の場として、

利用しようとする取り組みです。

 

阪神大震災で被害を受けた神戸市で、積極的に行われています。

http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/urban/misshu/matinakabousaikuuti.html

 

これは、

住宅密集地で、

使われていない空き家や未利用地を、

防災空き地として整備し、

災害時に使ってもらおうとする取り組みです。

 

最近、

都心部においても、

空き家が増えてきました。

 

「不動産の価値は下がらない」と多くの人が思っていますが、

今は、持っているだけで、

負債を抱えるような、不動産が増えています。

 

そのような土地の有効利用として、

防災空き地は有効であると考えます。

 

また、

首都直下地震南海トラフ地震

発生した場合、避難者が、

避難所に入れないことが予想されます。

 

その場合、

防災空き地を、

避難所に入れない人のための、避難所として

活用することは、

とても重要なことであると考えます。

 

都心部に住んでいる人は、

ぜひ防災空き地に興味を持ってもらいたいと

考えます。