生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

燃料輸送 鉄道輸送 その2

みなさんこんにちは。

防災担当の農家です。

 

鉄道輸送の続きです。

 

大災害が発生した時、燃料の確保が課題になります。

 

東日本大震災の時、関東の製油所はあまり被害を受けませんでした。

そのため、関東から東北へ燃料を、確実に輸送することができました。

 

■首都直下型地震

首都直下型地震が起きた場合は、

東京湾の製油所が被害を受ける可能性が高いです。

 

精油能力

日本全体351万バレルのうち

141万バレル(東京湾と鹿島)が首都圏にあります。

最悪、約4割の製油所が被害を受けることになります。

 

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石油連盟

首都直下地震が起きた場合、

首都圏以外の製油所から、燃料を供給してもらうことになるのですが、

そのルートを考えます。

 

関西、東海からの燃料輸送

東北からの燃料輸送

2方向の燃料輸送が考えられます。

 

輸送方法として、

海上輸送

トラック輸送

鉄道輸送

この3つが考えられます。

 

首都直下地震の被害想定を考えて、

対策計画を立案すると、

頭が痛くなります。

 

明日に続きます。