生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 寒さ対策 ロケットストーブ その2

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

阪神大震災から23年が経ちました。

あの時も、寒い一日でした。

 

■災害はいつ起こるかわかりません。

寒い時かもしれないし、暑い時かもしれません。

私たちにできるのは、対処するための準備をしておくこと。

そして、対処する方法を、いくつも持っておくことです。

 

生産備蓄では、暖房として、ロケットストーブを利用します。

 

ビニールハウスに、煙突用の穴をあけます。

奥に見える黒い板が、煙突用の穴です。

ロケットストーブの排気は、ここから外に出るようにしてあります。

 

■皆さんは、ビニールハウスにどんな印象を持っているでしょうか。

もしかしたら、とても暖かい場所だと考えている人が多いかもしれません。

 

ビニールハウスは、お日様にあたっていると、とても暖かいです。

だけど、夜になると、途端に冷たくなります。

 

ビニールの厚さは0.1ミリくらいしかありません。

冬場のビニールハウスの中は、とても寒くなるのです。

だから、ビニールハウスの中では、ボイラーで温かくしているのです。

 

生産備蓄では、ビニールハウスの中で、薪を燃やして、温めるようにしてあります。

災害があったときに、使えるようにするためです。