みなさん、こんにちは。
防災担当の農家です。
昨日は、軽油について話しました。
今日はガソリンエンジンの発電機についてです。
■ガソリンエンジンのメリット
ガソリンエンジンのメリットは、価格が安く、軽く、始動性が良いことです。
ガソリンは燃えやすいもの。
燃えやすいものを爆発させるのですから、瞬発力はあります。
ですから、
自動車エンジンのように、小型化して軽量化したり、高出力を出すのに、向いています。
価格も安いですから、限られた防災予算の中で購入することができます。
■ガソリンエンジンのデメリット
ガソリンエンジンのデメリットは、メンテナンスが大変、低速長時間運転が苦手なことです。
ガソリンエンジンは、ディーゼルエンジンに比べて、部品数が多いです。
そのため、多くのメンテナンスが必要です。
防災備蓄倉庫の発電機は、非常時のために使います。
ですから、平常時には使いません。
一年間で、
エンジンをかけるのは、「メンテナンスをするときだけ」だったりします。
そして、
災害時には、必ず動くようでなければなりません。
また、
一度、災害が起きたら、長期間の連続運転、メンテナンスは受けられない。
そのような稼働状況になります。
ですので、ガソリンエンジンの発電機は、災害時の非常用電源としては、あまり向いていません。