生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 防災備蓄倉庫 その4

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

昨日は、軽油について話しました。

今日はガソリンエンジンの発電機についてです。

 

ガソリンエンジンのメリット

ガソリンエンジンのメリットは、価格が安く、軽く、始動性が良いことです。

 

ガソリンは燃えやすいもの。

燃えやすいものを爆発させるのですから、瞬発力はあります。

 

ですから、

自動車エンジンのように、小型化して軽量化したり、高出力を出すのに、向いています。

価格も安いですから、限られた防災予算の中で購入することができます。

 

ガソリンエンジンのデメリット

ガソリンエンジンのデメリットは、メンテナンスが大変、低速長時間運転が苦手なことです。

 

ガソリンエンジンは、ディーゼルエンジンに比べて、部品数が多いです。

そのため、多くのメンテナンスが必要です。

 

防災備蓄倉庫の発電機は、非常時のために使います。

ですから、平常時には使いません。

 

一年間で、

エンジンをかけるのは、「メンテナンスをするときだけ」だったりします。

そして、

災害時には、必ず動くようでなければなりません。

 

また、

一度、災害が起きたら、長期間の連続運転、メンテナンスは受けられない。

そのような稼働状況になります。

 

ですので、ガソリンエンジンの発電機は、災害時の非常用電源としては、あまり向いていません。