生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

農業 インドネシア 太陽光発電 カカオ農園

 みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

インドネシア カカオ農園です。

seisanbichiku.hatenadiary.jp

 

カカオの上では、シェイドツリー(日蔭を作る植物)として、

ココヤシ、バナナなどが植わっています。

そして、その下に、

カカオが植えてあります。

 

■熱帯の強い直射日光は、カカオに有害です。

ですので、日陰で育てるように

しているのです。

 

■このシェードツリーの役割を、

太陽光パネルにやらせてみよう。

そう考えたのが、

ソーラーシェアリング カカオプロジェクトでした。

 

■残念ながら、

電気の需要がないので、

今回のプロジェクトは、

途中で終わってしまいました。

トランスもこんな感じです。

電柱が低いです。

 

太陽光発電は、

補助電源としては、有効なのです。

それを端的に表しているのが、

今年の日本の電力事情です。

 

2011年から、

原子力発電所が止まっているから、

夏場は節電要請がありました。

 

しかし今年は

猛暑でも、節電要請がありません。

これは、太陽光発電がどんどん発電して、

いるからです。

 

メインの電源にはなりませんが、

太陽光発電は補助電源として、役に立っているのです。

農業 インドネシア 太陽光発電

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■今回の、

インドネシア視察の主な目的は、

太陽光発電事業の検討でした。

 

■結論は、ちょっと無理だろうな。

そう感じました。

 

■自然条件は、太陽光発電に合っています。

太陽はいっぱいです。

乾季であれば、

いつも太陽が照っています。

 

雨季であっても、

雨が降るのは、一時的で、

ザーと降って、

すぐに止んでしまいます。

 

■ですので、

発電するのには問題ありません。

 

■問題は、

需要があまりないことです。

 

■ほとんどの家のブレーカーは

10Aくらいです。

 

家の中をのぞくと、

電気を使うのは、

電球くらい。そんな家が多いのです。

 

■大型冷蔵庫とか、

エアコンとかは、

ほとんどありません。

 

■電気を使うものが、ほとんどないのです。

ですから、

需要がありません。

 

■そして、

ちょくちょく停電が発生します。

 

ほとんど毎日停電しています。

そのことは、現地では当たり前になっていて、

別に気にも留めません。

 

■そのような現状ですから、

太陽光発電を行うのは、

ちょっと難しいなと感じました。

防災 インドネシア トラブル対策 その2

 みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

seisanbichiku.hatenadiary.jp

 

■トラブル対策

通信手段を複数持っておくこと。

 

たしかにホテルに電話はあります。

 

ただし、街角に公衆電話はありません。

 

スマートフォンがこれだけ広まっているのですから、

街角に、

公衆電話があるとは思えません。

 

 

■やはり、対策としては、

複数の通信機器を持っておくしかありません。

 

今回のトラブルにしても、

もしかしたら、

スマートフォンの本体がおかしくなったのかもしれないのです。

 

そのことを考えると、

予備のスマホを持ち歩くようにすることが、

トラブルを最小限にすることができることであると

考えました。

 

インドネシアは、

ちょっと大きな町に行くと、

フリーのsimが安く売っております。

それこそ、8ギガの容量が390円とかで、

普通に販売しております。

 

そのことを考えると、

予備のスマホをもって、

現地でsimカードを購入することが、

現実的です。

 

防災 インドネシア トラブル対策

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

インドネシアから帰って来ました。

計画では、インドネシアでも、ブログを書いて、現地情報を発信する予定でした。

 

しかし、

トラブルが発生し、できませんでした。

 

■防災担当が、トラブルが発生したから、

業務ができないでは、いけません。

 

■深く深く反省しております。

 

■ただし、

忘備録として、

また、ほかの人も、

同じようなことが発生しないように、

対応策を考えておきたいと考えております。

 

■トラブルの状況について

海外用のSIMカード(容量3ギガ)が一日でなくなってしまった。

自分は動画もダウンロードしませんし、音楽配信も利用しません。

 

■それが、

1日目で容量不足で、使えなくなってしまいました。

これには焦りました。

現地レポートが全くできないのです。

ホテルのwifiもうまくつながりません。

 

どうも、裏で動いているシステムが、

何かをダウンロードしてうまくいかず、

延々ダウンロードを繰り返していたようなのです。

 

■そのため、

すべてのアプリの通信を遮断し、

絶対必要なものだけに限定したところ、

ようやく低速で、つながるようになりました。

 

■ただ、

悪意のあるソフトが

インストールされてしまった可能性があるため、

接続は最小限にして、

日本に帰国後、

初期化手続きをとりました。

 

■対策として、

海外に行く場合は、

システムを含めて、

通信は全部遮断して、

必要なものだけ利用することにします。

 

農業 見学 カカオ?

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■明日から、海外に視察に行ってきます。

 

行き先は、インドネシア

カカオ農場を見学しに行ってきます。

 

■カカオは、半陰性植物であり、直射日光の下では、うまく育ちません。

カカオ農家は、シェイドツリー(バナナ)の下でカカオを育てています。

 

シェイドツリーの発展形として、

ソーラーシェアリングが使えるのではないかと、

考えております。

 

インドネシアでも、

再生可能エネルギーの普及のため、

日本のFITに似たような、制度があります。

 

また、

数多くの島々があるため、

どうしても、

分散した発電所が必要になります。

 

■そのことを考えると、

ソーラーシェアリングを使った発電方法は、

カカオ栽培と相性が良いのではないかと

考えております。

 

■ただ、

現地ではいろいろとクリアーしなければならない問題があるため、

その検証のために、

インドネシアに行ってきます。

 

帰ってきたら、

その可能性について、発表させてください。

 

防災 熱中症対策 打ち水とは

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

2020年に開催される東京オリンピックでは、猛暑対策として、打ち水を行うことが検討されています。

 

■今でも、

暑い時に、地面に水を撒いて

温度を下げることは行われています。

 

それを、

東京オリンピックの観客席に、配置する検討を行っているのです。

 

観客席であっても、

東京の猛暑は、命にかかわります。

その対策を考えているのです。

 

■実際、

打ち水を行うと、

地面の温度が、5度程度下がり、

気温も2度程度下がることが確認されました。

 

■散水には、農業用の散水チューブが利用されています。

農業用のチューブであれば、汎用性があり、安価です。

 

■ただし、

あまり散水しすぎると、

湿度が上がり、かえって蒸し暑さを感じてしまいます。

 

また、多くの人が集まる観客席で、

どのように散水すればいいのか、

そのあたりのことも考えておく必要があります。

 

■日本の暑さは、

災害級です。

防災として、考えなければならない段階に来ています。