生産備蓄 (防災担当の災害対策ノート)

兼業農家の防災担当者が、農業と災害対策について語ります。

防災 キッチン ホウキとチリトリ

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

  

■ホウキとチリトリ

みなさんの家には、ホウキとチリトリはあるでしょうか?

 

掃除機があるから、ホウキとチリトリは

使わない。

そんな人が多いかもしれません。

 

■ホウキとチリトリの出番

震災が起こった後、

家の中の片づけをしなければ、

在宅避難はできません。

 

その時に役立つのが、

ホウキとチリトリなのです。

 

■震災の後は、

ものがひっくり返って、

ガラスが割れ、お皿が割れ、

いろいろな破片が、

床の上に散らばります。

そのごみや破片を掃除しなければ、

生活できないのです。

 

■掃除機があるから、

ホウキとチリトリは、家の中にない。

そのような人がいると思います。

 

だけど、

停電になったら、

掃除機は使えないのです。

 

■最近は、ロボット掃除機を使う人が増えました。

ロボット掃除機にはバッテリーがついているので、

停電になっても動きます。

 

ただ、

ロボット掃除機は通常のごみやほこりを、

掃除するもので、

ガラスの破片やお皿のかけらなどを

吸い込むように

作られているわけではないのです。

 

ですので、

そのような場所を掃除させると、

すぐに壊れてしまう可能性があります。

 

■昔ながらの、

ホウキとチリトリで、

掃除をするのが一番なのです。

 

防災 キッチン 明かりは??

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■今回は、照明です。

このような照明を使っている人は多いのではないでしょうか。

ペンダント型照明です。

上から吊り下げる形の照明です。

これは、地震が発生した時に、

大きく揺れて、

天井にぶつかり、蛍光灯が割れて、

ガラスが飛び散る可能性があります。

取り替えましょう。

消費電力は70Wです。

■シーリングライト型照明です。

天井にぴったりとくっついています。

これは、地震が来ても揺れません。

安全性が高い照明です。

消費電力は70Wです。

■シーリングライトですが、

電球型LED照明にしました。

今のところ、

これが一番安全性が高いと思っております。

重量が軽く、

消費電力は少なく、

5Wです。

 

■最近は、

停電時自動点灯する

LED電球が売られています。

 

これがあれば、

夜間に地震があって、

電気がつかない時でも、

安心です。

 

■停電時自動点灯LED電球

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防災 キッチン 冷蔵庫+保冷剤

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

キッチンの防災対策。

冷蔵庫編です。

 

seisanbichiku.hatenadiary.jp

 

■冷蔵庫は、断熱材で包まれているので、

凍らせたペットボトルを入れておけば

一日くらいは食材が持ちます。

 

ただし、それは、

「扉を開け閉めしないこと」

それが条件です。

 

■扉を開けて、

すぐさま食材を取り出し、

すぐ閉める。

 

そのことを徹底することが必要です。

そのためには、

冷蔵庫を開けることができるのは、

お母さんだけにして、

冷蔵庫の扉を開かないように、

ひもやロープで縛っておくとよいでしょう。

 

■そうすれば、

余震で冷蔵庫のドアが開いて、

食材がだめになりませんし、

子供が、冷蔵庫を開けて、食べ物探しを

することもありません。

 

■保冷剤として、冷凍庫の中に

水を入れたペットボトルを入れて、

凍らせておきましょう。

停電したら、

冷凍庫から取り出し、

冷蔵庫の中に入れます。

 

そうすると、

ペットボトルが保冷材の役割を担ってくれます。

溶けてしまったら、

生活用水として利用できます。

 

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防災 キッチン ○○の対策が重要です

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■キッチンの防災対策で

一番重要なものは、なんだと思いますか?

 

■いままで、

コンロや片づけなどを指摘してきましたが、

これは、地震発生その時の対策です。

 

これは、地震発生、その後の対策でもあります。

 

■キッチンで、

一番重要なのは、

冷蔵庫対策です。

 

■冷蔵庫には

食料がたくさん入っています。

この食料が、自宅避難をするときに

重要になってくるのです。

 

■災害が起きて、停電になっても、

すぐに冷蔵庫の中の食品が

だめになるわけではありません。

 

冷蔵庫は断熱されているので、

すぐに中が温まってしまうわけではありません。

 

特に、

冷凍食品は、

それ自体が冷えて固まっているので、

冷凍庫の中に入れておけば、

一日は、持ちます。

 

■災害時の食料として、

一日分の食料が、備蓄できるとすれば、

それは大きなメリットになります。

 

■一日分の食料が確保できた。

ならば、

推奨されている備蓄食料(三日分)とすると、

一日余裕ができるのです。

ここで、

2日分でよいとは思わないでください。

世の中何が起こる変わらないのですから、

準備は必ず、必要なのです。

 

明日に続きます。

 

 

 

 

防災 キッチン 地震だ! 火を消せ! ???

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

地震が起きたら、

すぐに火を消すように。

そのように覚えている人が、

多いようです。

ですが、最近の考え方は、

ちょっと変わってきています。

 

■キッチンにいるときに、

地震がきたら、

素早く身を守る態勢をとります。

 

■ただでさえ、

いろいろなものが置いてあるキッチンです。

上から、棚から、いろいろなものが

飛んできます。

 

ですので、

まずは、身を守るのが最優先です。

コンロの火を消すのは、

地震の揺れが収まってからで、

十分です。

 

地震がの揺れが続いているときに、

無理に火を消そうとすると、

お湯を浴びて、やけどになったりします。

ですので、

揺れている最中に、

行動することは危険なのです。

 

東日本大震災では、

強い揺れが長く続きました。

立っていることさえままならなかった

地震です。

 

■最近のガスは

地震対策がなされていて、

大きな地震が起こった場合は、自動的に、

止まるようになっています。

ですので、

無理に火を消す必要はないのです。

 

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防災対策 キッチン はい、すぐに片づけます。

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

■キッチンの防災対策です。

キッチンにはいろいろなものがあります。

 

地震の時に、

飛んで来たら、そのまま凶器になるものが、

たくさんあります。

 

■例えば、

料理に使っている包丁。

これが、震度7の揺れで、

立っていられないような状態の時、

まな板の上から、飛んで来たら、

どんなことになるでしょうか。

 

大けがになることは

簡単に想像つきます。

 

■そのほかにも、

キッチンには、いろいろな割れものが、

おいてあります。

 

ガラスのコップ、陶器の皿など。

地震の時に床に落ちて、割れて、

凶器になるものがたくさんあります。

 

■キッチンの

安全対策としては、

「すぐに、安全なところに片づける」

これにしかありません。

 

地震を心配して、

包丁を使わないわけにもいきませんし、

皿やコップを出さないわけにもいきません。

 

使ったら、安全なところに片づける。

これが、キッチンの安全対策です。

 

 

 

 

 

農業 初めてのミツバチ

みなさん、こんにちは。

防災担当の農家です。

 

今回は、ミツバチの話です。

これから、 

大豆と落花生とブルーベリーの

受粉作業は、ミツバチにお任せです。

 

■ミツバチの内検をします。

内検とは、一週間に一度、巣箱の中をあけて、

ミツバチの状況がどうなっているのか、

確認することです。

■師匠と一緒に、

巣箱の中を確認していきます。

 

初めての作業なので、

いろいろわからないことだらけで、

なかなか大変です。

 

■周りに、花がたくさん咲いているのですが、

すぐ近くの花には、ミツバチが寄り付きません。

 

どういう理由なのか、

すぐ近くの花からは、蜜を集めない。

そのような習性があるようでした。

 

■女王バチを確認しました。

手袋の先にいるお腹の長い蜂が、

女王バチです。

 

■働きバチがたくさんいて、

女王バチはその中に埋もれてしまっていて、

なかなか見つかりません。

 

ミツバチがぶんぶん飛んでいる中を、

作業していくのは、なかなか大変なのです。

 

■これからは、

農業と一緒に

ミツバチの話もちょっとだけ、

加えていきます。